CMESの研究交流イベント、CMES workshop for Launching Interdisciplinary Communication and Knowledge sharing (CLICKs)を開催しました。

2023.11.07

CMESの研究交流イベント、CMES workshop for Launching Interdisciplinary Communication and Knowledge sharing (CLICKs)を開催しました。

CMESでは、環境動態解析部門、化学汚染・毒性解析部門、生態・保健科学部門の3つの研究部門があり、幅広い研究を展開しています。その利点を最大限に生かした異分野融合研究を加速させるために、CMES workshop for Launching Interdisciplinary Communication and Knowledge sharing (CLICKs)と題した 大学院生を中心とした若手研究者のカジュアルなポスター発表スタイルの研究交流会を10月31日に開催しました!

新型コロナウイルス感染症の流行後、CMES全体での初の対面イベントであることもあり、第一回目のCLICKsは、互いを知ることに重きにおいたプログラムでの実施となりました。

当日は、63名の方に参加していただき、CMES所属以外の方も少数ながら参加していただくことができました。そして博士課程の学生を中心とした42名からのポスター発表が行われ、活発な議論・交流が行われました。本イベントでのポスターは、学会発表のような研究データを中心としたものではなく、自身の研究の興味や他分野から学びたいことなどをイラストや簡単な文章で記述した愛大100人論文に近い形式で実施しました。加えて、簡易ホワイトボードも設置しました。これらの取り組みによって、まだ研究データの少ない修士課程や学部生からの発表を促すとともに、より交流や議論に重点を置いたポスター発表が実現しました。

CMESに所属する大学院生やポスドクの多くは、留学生であることもあり、ポスター作製における言語は英語とし、ディスカッションの言語は限定しない形で行いました。日本人学生たちは果敢に英語でのディスカッションに、一部の留学生も日本語のリスニングやスピーキングに挑戦している姿がみられました。

そして、地域のお店のコーヒーやお茶菓子も揃えた歓談ブースも設置し、よりカジュアルにディスカッションや交流を楽しんでいただきました。

 

CMES内における交流や議論に重点を置いた初の試みである第1回CLICKsですが、今後、定期的に開催することで、CMES内の研究室や部門、さらには他学部とのネットワークを強固なものとし、学際的な共同研究につなげることを目指していきます。それと同時に、本交流イベントが、学生さんや若手研究者にとって、より充実した研究生活のサポートとなることを祈っています。